業界30数年過ぎると駆け出し営業マン時代を時々思い出します。

 私共、神戸ライフプランニングは総合不動産ショップです。とはいえ、どちらかと言うと売買とリフォーム工事が中心となります。基本的に2名在籍する営業マンは、殆ど賃貸仲介に関してはやりません。賃貸は、代表である私の仕事です。

 私がこの業界に入った30数年前、営業としてのスタートは賃貸物件の仲介営業と管理でした。
 当時勤めていた会社は、分譲住宅を建設、販売の会社で、下請けに全てを任せている会社でしたが、社長が地主であった事から近隣の地主さんや資産家の方がお持ちの賃貸物件を預かり、その管理と空室が出れば仲介を私が一手にしておりました。
 当時、学生気分の抜け切れない頼りない小僧であった私は、世間知らずで不動産の事に関して右も左も分からず物の言い方も知らない・・・でもそんな私を熱心に、厳しく、時には優しく社長は指導して下さいました。今の私が在るのはその社長のお陰といっても過言ではありません。
 売買の仲介などに比べて賃貸の仲介は実入りが少ないかもしれませんが、不動産屋にとって重要な仕事と私は考えます。
 しかし、ここ数年はやはり情報量の多さや広告の量の多さ等で賃貸物件の専門店にお客さんが流れている関係で賃貸仲介の客付けは紹介のお客様か、既存のお客様のみとなっている現状ですが、客付け、値付けを含み、月に一件ほどの割合で契約をさせて頂いております。
『賃貸の仲介を小さい仕事と思うな!お客さんは、月10万円の賃貸住宅に20年住んだとすれば、そのお客さんは2400万の買物をしたと同じやぞ!一生懸命にやりなさい!他所の営業マンみたいに契約が終了したら終わりと違うぞ!末永くそのお客様とお付き合いをしなさい!』・・・もう20年位前に亡くなられましたが、約7年間その社長の下で教えて頂いたその言葉が今でも耳から離れる事は有りません。