相続は早めに処理する事をお勧めします。

 弊社では、近年少しずつ増加している相続物件の売却や相続不動産の売却価格査定依頼・・・
殆どの場合、数年もの間放置された状態で、下手すると10年以上相続登記していない物件もシバシバあります。
 そのような物件で困るのが、登記名義人(被相続人)の相続予定の方々の誰かがその期間に亡くなっている場合
です。
 今年の2月に相談の有った案件で継続して先日まで色々と動き回っておりました。
 現在の登記名義人が母親で、相続する予定の方々はご兄弟(計3名)との事をヒアリングにて確認したものの、
諸々の書類は当然必要である為、弊社と提携している司法書士に依頼して相続予定の代表の方にご説明し、各相
続人の戸籍謄本などの必要書類の準備を依頼し書類さえ揃えば、問題なく事が運ぶ予定、私共は専任でその物件の
売却依頼を頂ける予定で購入希望者も実は存在している状態でした。

 ところが送付された書類を全て確認すると、問題発覚!!
 登記名義人(母)は、離婚されており、元ご主人(相続人の父)の存在と元々は4名のご兄弟でその内の1人が
すでに亡くなっている事が判明!!法定相続の順位を確認すると、第一順位の子が亡くなっている場合は第2順位、
つまり親に行きます。又、法定相続分はその親が亡くなっている場合ですと各兄弟(異母兄弟等含む)、いわゆる子供
達に行きます。
 早急に追加で元ご主人の戸籍を取り寄せ確認すると兄弟の1人が亡くなった後に元ご主人はすでに亡くなっている事と、
再婚相手との間に子供数名が存在する事がさらに判明・・・

え~っ???とてもややこしくなってきたぞ~(泣)

 結局、現段階では相続登記はもちろんの事、遺産分割協議も出来ない状態・・・なんせ、父親の再婚相手との間の
義母兄弟の存在なんて知らなかったし会った事も無けりゃ何処にお住まいか、どんな方か全く分からない状態。
 我々の範疇における案件ではないと判断し、弁護士に依頼する事をお勧めした。

 相続が発生して放置している事が特に罰則も無い為、多い事案ですが、相続金額が少なくても放置せず早めに処理する事を
ぜひ、お勧めいたします。
 時間をかける事、放置する事で難しい事態となる可能性も出てきます。不動産の場合、相続登記が完了しなければ当然に売
却出来ず換金出来ないですからね!
 せめて、相続が開始されたとみなされる日から一年以内には処理しましょうね!
 手続きが面倒とかそういう事を言わずなるべく早く処理しましょう~

いや~良い勉強をさせて頂きました。